着席・提案・成約は実施済み商談からしか出ない=すでに20日までの実績。補正すべきは分母だけ ―― 商談予約数を790(未来含む)→ 638(20日まで)に置き換え、各段階の転換数・転換率を正しく測る。
この2点を押さえないと転換率が実力より低く見える。ここを分離するのがこの分析の目的。
着席・提案・成約は「実施済み商談」からしか発生しない。今日は7/21なので、これらはすでに20日までの実績。直す必要があるのは商談予約数の分母のみ。
差の152件は未来(7/21〜31)の未実施予約=月末への伸びしろ
決済完了成約=34件(売上¥21.8M・単価¥641,292と紐づく)と、提案帰属成約≒28件(元表の対提案14.1%/対実施13.3%はこの28で計算)が併存。
本レポートは決済ベース34を主に、率は両定義を併記する。
6段階のファネル。確定実績は①④⑤⑥(638/210/199/34)。②③のみ、元データが月間累計(未来日程含む)のため20日まで分を通過率で按分した推定値。
| ファネル段階 | 実績(〜7/20) | 前段からの転換率 | 対予約 転換率 |
|---|---|---|---|
| ① 商談予約数 | 638 | — | 100% |
| ② スクリーニング商談数 推定 | 598 | 93.7% | 93.7% |
| ③ 有効商談数 推定 | 393 | 65.8% | 61.6% |
| ④ 実施数(着席) | 210 | 53.4% | 32.9% |
| ⑤ 提案数 | 199 | 94.8% | 31.2% |
| ⑥ 決済完了成約数 | 34 | 17.1% | 5.3% |
| 売上 / 単価 | ¥21.8M | 平均単価 ¥641,292 | |
最大の漏れは予約→着席。約7割が未着席で、ここが月末の最大レバー。
34 / 638 予約1件が成約になる確率
34 / 210 着席後の決定力
売上¥21.8M ÷ 成約34件
着席・提案・成約・売上は実施済み=20日までの実績。経路別の実行力を比較(成約は決済完了ベース)。※経路別の「20日まで予約数」は未提供のため、着席以降の実行指標で比較。
| 経路 | 実施(着席) | 提案 | 成約 | 売上 | 対実施成約率 | 単価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 直個別 | 70 | 65 | 8 | ¥5.04M | 11.4% | ¥629,528 |
| エバー | 49 | 44 | 9 | ¥5.29M | 18.4% | ¥588,109 |
| ローンチ | 23 | 25 | 6 | ¥3.37M | 26.1% | ¥560,867 |
| セミナー | 44 | 43 | 8 | ¥5.90M | 18.2% | ¥737,734 |
| アウトバウンド | 24 | 22 | 3 | ¥2.21M | 12.5% | ¥735,885 |
| 合計 | 210 | 199 | 34 | ¥21.8M | 16.2% | ¥641,292 |
経路別 売上構成(実施済み実績)
790−638=152件が未来(7/21〜31)の未実施予約。ここに着席率・成約率を当てると月末の上積みが見える。
実施済み638の外側にある残り玉
着席率32.9%を適用
対予約5.3%を適用 / 売上+¥5.1M(単価¥641,292)
4人(本質思考・論理構造・見落とし検出・Codex別モデル)で当初の論点を解体。「各段の漏れを塞ぐ戦術」は、より上流の3つの問いに組み替わった。
色分け:青=論理構造(定義・整合)、黄=本質思考(前提の問い直し)、緑=見落とし検出(未活用の機会)、赤=Codex別モデル(過剰主張の戒め)。
キャンセル34%=対予約638/フライアウェイ47%=対有効393で分母が違う。しかもフライアウェイ47%は着席率53%の裏返しで実質同一指標。母数を予約に統一すれば「予約→着席で67%消失」が本丸。各段の定義が未確定(638×65.8%≠393)。
フライアウェイ層には元々買わない層が相当含まれ、着席させても単価が薄まりオペ負荷だけ増える。「前月横ばい=悪」は前提誤り。損失側でなく残った成約34件の勝ちパターンを逆算すべき。
失注理由トップは「決済能力なし」なのに成約率は低年収層が最上位。所得でなく分割・支払手段の提示の問題の可能性。
失注理由は担当者の自己申告でバイアス汚染(弱い担当が提案力不足を顧客要因に付け替える)。前段ロスと後段失注(独学+ニーズ無=26%)は同一の予約の質問題の連続体。
成約率×単価=ローンチ14.6万/席・直個別6.9万/席。枠が有限ならリードスコア順に配分。中段1%改善より入口のリード構成比を動かす方が効く。
決済オプションは貸し倒れ・解約・単価毀損リスクで小規模テスト止まり。全員がファネル内で議論を閉じていた―― LTV・返金・完遂率まで見よ。n=34・1ヶ月・推定混在で断定不可(10代67%は分母過小)。
商材が決まるのは提案段階。提案206件を ERABERU と それ以外 に分岐し、成約・売上・単価を比較(商談ベース:成約29・売上¥18.98M)。
| ERABERU内訳 | 提案 | 成約 | 成約率 | 売上 |
|---|---|---|---|---|
| ERABERU VIP | 74 | 11 | 14.9% | ¥9,415,454 |
| ERABERU レギュラー | 13 | 1 | 7.7% | ¥830,440 |
| ERABERU ライト | 7 | 0 | 0.0% | ¥0 |
| ERABERU 計 | 94 | 12 | 12.8% | ¥10.25M |
それ以外¥514kに対し高単価。1件のインパクトが大きい
全売上¥18.98MのうえERABERUが¥10.25M。VIP単独で¥9.4M
それ以外15.2%より低い=「決めにくいが大きい」商材
失注理由はクローザーの自己申告=構造的にバイアスがかかる。弱い担当ほど提案力不足を「決済能力なし・独学志向」など顧客要因に付け替える動機がある。これを検出・防止する。
要は「顧客のせいにする率が突出して高い × 自分の成約率は低い」担当を数字で特定する。リード品質差を消すため、比較は同一経路・同一属性内で行うのが理想。
恒久的にバイアスを断つ5つの打ち手(効果×実装しやすさ順)
上の検出ロジックを既存データで回す。バイアスは「個人の分布の偏り」として必ず表に出る。追加データ不要で着手できる。
Zoom商談録画をAIで分析し失注理由を客観抽出。自己申告と突き合わせ、乖離の大きい担当を特定。人の申告に依存しない基準を作る。
「決済能力なし」なら提示した支払方法(一括/分割/ローン)と顧客の発言引用を必須項目に。事実の裏付けがないラベルは無効とする。
実施者でない人(IS/CS)が失注客に後日「なぜ見送ったか」を聞く。記録と客の回答の乖離=バイアスの動かぬ証拠。
「顧客要因にすれば自分の評価が下がらない」構造が付け替えを生む。失注理由を個人評価に直結させず、むしろ正直で精度の高い失注記録自体を評価する。動機を消すのが本丸。
年代・性別・年収別に対提案成約率(成約/提案=両方実績で信頼できる指標)を計測。予約は未来含む・全属性を回答していない人がいる(年代/年収586件・性別751件分)。n小のセグメントは参考値。
年代別 対提案成約率(母数が十分なセグメント)
| 年代 | 予約 | 提案 | 成約 | 対提案成約率 | 平均単価 | 売上 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 40代 | 135 | 47 | 8 | 17.0% | ¥602,247 | ¥4.82M |
| 30代 | 139 | 58 | 7 | 12.1% | ¥646,634 | ¥4.53M |
| 50代 | 157 | 38 | 4 | 10.5% | ¥723,900 | ¥2.90M |
| 20代 | 104 | 34 | 3 | 8.8% | ¥703,818 | ¥2.11M |
| 60代以上 | 47 | 17 | 0 | 0.0% | — | ¥0 |
| 10代 n小 | 4 | 3 | 2 | 66.7% | ¥516,192 | ¥1.03M |
性別別
| 性別 | 予約 | 提案 | 成約 | 成約率 | 単価 |
|---|---|---|---|---|---|
| 女性 | 229 | 53 | 9 | 17.0% | ¥687k |
| 男性 | 512 | 144 | 17 | 11.8% | ¥611k |
年収別
| 年収 | 予約 | 成約 | 成約率 | 売上 |
|---|---|---|---|---|
| 0〜100万 | 94 | 5 | 16.7% | ¥2.88M |
| 300〜500万 | 192 | 10 | 14.7% | ¥7.11M |
| 800〜1000万 | 46 | 2 | 11.8% | ¥1.35M |
| 100〜300万 | 132 | 4 | 10.5% | ¥1.90M |
| 500〜800万 | 107 | 3 | 7.3% | ¥2.15M |
| 1000万〜 | 15 | 0 | 0.0% | ¥0 |
成約8件・売上¥4.8M(全属性で最大)。母数も十分=最も堅い狙い所
男性11.8%の1.4倍+単価も高い(¥687k)
0〜500万が高成約、500万以上は低い。「決済能力なし失注」は所得でなく決済設計の問題という物証